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一貫生産のこだわり

命に向き合う。

久慈ファームでは、自社の農場で子豚を生ませ、全数を大切に育てます。商品の加工も本社併設の加工工場にて実施。

のべ30年をかけて紡ぎだされた品種「佐助豚」を、一番おいしい状態でお客様の元へお届けするにはこの方法が最良の手段であり、これ以外にありません。

生きるために命をいただく。その最前線にいる私たちだからこそ、正面から向き合うことが私たちの責任です。

命の現場を最前線で

久慈ファームでは常時4500頭の豚が飼育され、年間9000頭を出荷しています。食物になるために生まれ、命を終わらせる。そのことに正面から向き合うことが私たちの責任です。

生きるために命を食べる。家畜だからとモノのように扱うのではなく、ひとつの命として大切に扱い、適切な値段で買ってもらい、そしておいしく食べてもらうために、私たちは最善を尽くします。

徹底した肥育環境管理

久慈ファームの農場は、緑に囲まれた静かな環境の中にあります。「ストレスなく育った健康な豚は美味しい」という理念のもと、豚舎内は24時間最適な湿度と温度に設定され、分娩、離乳、肥育など成長の段階にあわせて部屋を移動させており、豚が移動した後の部屋は洗浄や消毒をおこないます。(オールインオールアウト方式)

食肉用の豚は病気を防ぐため複数のワクチンや抗生物質を与えるのがセオリーですが、佐助豚はそれを最低限にとどめています。デリケートな豚を薬に頼らず健康に育てることは、徹底された管理と高い飼育技術、何より豚へのきめ細やかな愛情がなければ実現できません。

最適な状態でお届け

佐助豚の肉質の柔らかさは強い魅力である一方、薄切りなどの加工が難しく、それゆえに大量生産・販売が難しい側面があります。

そのため、その難易度の高い工程を含めてすべて自社で加工し、直接販売することで、佐助豚の魅力を最適な状態で届けることができております。

自社加工にこだわった結果、最もおいしい状態でお届けできる製法「ノンフローズン」での販売ができることも強みです。

命の恵みを無駄なく

自分たちが生きる・食べるために豚を育てているのだから、命の恵みを無駄にせず食べられるところは隅々まで美味しく食べてほしい。

その思いから、他ではあまり販売されていない豚の脳みそや脾臓(ひぞう)なども販売したり、馴染みのない部位は飲食店様が簡単に提供しやすいように、また一般のお客様も食べやすいよう加工品として商品化。

精肉から加工品まで、今やその商品数は200商品以上となっています。